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長野県宝 中村家住宅
日本では昔から大麻を家の建築材料に取り入れていました。
今から約300年前の元禄11年(1698年)に建てはじめられた中村家
(上の写真・長野県美麻村)の屋根と壁にはHEMPの茎の部分(麻殻)
が使われています。
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拡大図

屋根の麻殻 茅の下の麻殻

茅を敷くその下に麻殻を敷くことにより通気性が保たれ、また湿気も減らします。
壁の中の麻殻 土壁の中の麻殻

土壁の中には麻殻を砕いて混ぜてあります。



長野県宝 中村家住宅





中村家住宅は、北アルプスを西にのぞむ美麻村北部の山間にあります。

江戸時代には村の組頭や庄屋を勤めた家で、屋敷地は背後に小高い丘陵が迫る狭い平地にあって、道路が交わる場所に位置しています。

主屋が元禄十一年(1698年)、土蔵が安永九年(1780年)の建築で、平成7年に家屋敷とも村の所有となり、歴史民族資料館として復元整備されました。

中村家住宅主屋は、建築年代が明らかな民家として県内で最も古く、保安状態も良好で、県北部農村における往時の住居形態を知る上で貴重な資料です。

また、土蔵は、置屋根を軒支柱で支える特異な構造形式を持ち、比較的規模が大きく県下で建築年代が判明する古い事例に属し貴重です。
(長野県宝「中村家住宅」パンフレットより抜粋)
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